どうもブログはご無沙汰しております。
7年ぶり?8年ぶり?たぶんそれくらい。
あの頃は高校卒業したばかりだったイナヅカです。
思えば遠くに来たものだ。
そんな話はどうでもいいんすよ!


本日はアスト津にて劇団カラーズさんの第23回公演「桜の園」を拝見しました。
18:30の回です。

感想を述べるのも畏れ多いのですが、
Cブレンド主宰の相原さんに感想を送りつけたら
「ブログ書いていーよ」
って言われたので書かせていただきます。

古典演劇を観るのは、たぶん6年振りくらい。
さすがにちょっと勉強していこうと思い、新潮文庫版「桜の園」片手に四日市発の電車に乗り込み、
「わっかんねえ」という感想を胸に津駅で降りました。

18世紀とか19世紀のロシア、未知の世界すぎて想像が追いつかない。
本名と愛称があるから、誰と誰が喋ってるのか分からない。
そもロシアの人名に馴染みがなくて覚えられない。

「理解できるだろうか」と思いながら会場に到着したのですが、終わってみれば杞憂でした。

今までのことを大切にしたい人と、これからのことを大切にしたい人、
どうしようもなく分かり合えない人たちのすれ違いのお話なんですね。

終盤のロパーヒンとワーリャの2人の場面が、本当に切なかった。

余韻に浸りつつの帰り道、ふと思ったんですけど、
あの戯曲を読み取って形にすること、古典演劇を作ることって、
物凄い体力とか辛抱の要る仕事ですよね。
役者さんも、演出の浦口先生も凄いと思いました。

脚本家兼演出家が目の前で同時代に生きているCブレンドの演劇とは、
作り方が全然違うんだろうなと、しみじみ。

お一人お一人の役者さんや浦口先生に
ありがとうございました
って言ってまわりたいくらいの気持ちなんですけども
イナヅカって誰やねんって感じだと思うので、
さっさと退散してきてしまいまして、
ここに乱文を載せさせて頂いた次第です。
偉そうにごめんなさい。

お目汚し失礼しました。

あと、これだけは言わせてください。

ガーエフの人、衣装とメイクがハマりすぎてて最高。
スマホのカメラが壊れてて
写真をお願いできなかったのが無念すぎる。

次回公演は8/25(土)だそう。
楽しみです。

コメント
こんにちは、ガーエフです。
実は私、以前は別の劇団に所属していまして今とは違う名前で、一度お会いした事があるのをすっかり失念しておりました。大変失礼致しました。
この度はカラーズさんの「桜の園」にお越し下さり、本当にありがとうございました。
  • by 安藤竜
  • 2018/02/25 2:02 PM
コメント頂きありがとうございます。
「ガーエフさんから返事きた!!」と
大変、恐縮しております。

また公演を観に行けたらと思います。
機会があれば、ぜひCブレンド公演にもお越しくださいませ。
  • by 稲塚雄一
  • 2018/02/25 9:19 PM
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